闇夜に輝く
第11章 優矢くんの秘密 〜約一年前の出来事〜
ここはクラブニューアクトレスから歩いて5分ほどのマンション。時間は夜8時を少し過ぎたあたり。初夏の夜風がまだ涼しく感じる季節。
そこに優矢は15歳の時から18歳になった現在まで一人暮らしをしながら高校に通っている。
1階がコンビニになっており、ほぼ毎日利用している優矢。
今日もいつものようにコンビニに入り、お気に入りの「がぶ飲みクリームソーダ」を買おうとしたが品切れであった。
しょうがなく、そのまま出ようと思い、レジ前を通ると、コンビニとこのマンション両方のオーナーの奥さんがレジにいた。
「おばちゃんこんばんわー」
「あら、こんな時間に来るなんてめずらしいわねぇ。バイトはどうしたの?」
「今日はデートだからねー」
「あら、優矢ちゃんとデートなんて相手の子がうらやましいわね」
「えー?じゃぁ今度ご飯食べにいこーよ」
「またぁ。そーやっておばさんをからかわないの。それに私となんかよりもっと素敵な女性がいっぱいいるじゃない」
「うーん、おばちゃんと話してると落ち着くんだよねー。今度もんじゃ焼き食べいこうね」
「あら、うれしいわ。そうだ、この前、JTの人がタバコの試供品おいてったからあげるわ」
そう言って、こっそりと手渡す。
「あ、ラッキー。ありがと。今日はいつものジュースが売り切れてたからちょっとショックだったけど」
「あら、そうだったの。ごめんねぇ。あれってこういう街じゃあんまり売れないから品数を少ししか置いてないのよ」
「うん、気にしないで。ほぼ俺のために仕入れてくれてるの知ってるから」
「ふふふ、明日にはまた入荷するからね」
「うん。じゃぁいってきます」
そこに優矢は15歳の時から18歳になった現在まで一人暮らしをしながら高校に通っている。
1階がコンビニになっており、ほぼ毎日利用している優矢。
今日もいつものようにコンビニに入り、お気に入りの「がぶ飲みクリームソーダ」を買おうとしたが品切れであった。
しょうがなく、そのまま出ようと思い、レジ前を通ると、コンビニとこのマンション両方のオーナーの奥さんがレジにいた。
「おばちゃんこんばんわー」
「あら、こんな時間に来るなんてめずらしいわねぇ。バイトはどうしたの?」
「今日はデートだからねー」
「あら、優矢ちゃんとデートなんて相手の子がうらやましいわね」
「えー?じゃぁ今度ご飯食べにいこーよ」
「またぁ。そーやっておばさんをからかわないの。それに私となんかよりもっと素敵な女性がいっぱいいるじゃない」
「うーん、おばちゃんと話してると落ち着くんだよねー。今度もんじゃ焼き食べいこうね」
「あら、うれしいわ。そうだ、この前、JTの人がタバコの試供品おいてったからあげるわ」
そう言って、こっそりと手渡す。
「あ、ラッキー。ありがと。今日はいつものジュースが売り切れてたからちょっとショックだったけど」
「あら、そうだったの。ごめんねぇ。あれってこういう街じゃあんまり売れないから品数を少ししか置いてないのよ」
「うん、気にしないで。ほぼ俺のために仕入れてくれてるの知ってるから」
「ふふふ、明日にはまた入荷するからね」
「うん。じゃぁいってきます」