闇夜に輝く
第11章 優矢くんの秘密 〜約一年前の出来事〜
ついてくる瑠璃をチラリと見た優矢が屈託のない笑顔で話しかける。
「お腹すいたなー。何食べる?もんじゃでいい?」
「優矢君ってホントもんじゃ焼き好きだね」
「うん。大好き。俺の半分はもんじゃ焼きでできてるから」
「あはは。それじゃぁ身体半分はドロドロになっちゃうじゃん」
「あ、そうかぁ。じゃぁ俺の血液はもんじゃでできてる。うーん、俺にはもんじゃの血が流れてるって言ったほうがかっこいいな」
そう言って浅黒い腕を突き上げる優矢。
「あはははは、まじウケる。血なのかもんじゃなのかはっきりしてよ。それにそれじゃぁなんか高血圧っぽいよ」
「えー、でもあれじゃん、食糧危機が起こったらこうやって吸えばいいし、かなり便利じゃね?」
優矢は突き上げた腕を顔の高さまで下ろし、吸い付く素振りをみせる。
その子供っぽい仕草に呆れつつも、楽しそうに瑠璃が優矢の隣に並ぶ。
「ほんっと、優矢君って発想がバカ」
「うん。俺の唯一の取り柄ですから」
優矢がドヤ顔で瑠璃を見たその瞬間……
ドカッ!!!!
「お腹すいたなー。何食べる?もんじゃでいい?」
「優矢君ってホントもんじゃ焼き好きだね」
「うん。大好き。俺の半分はもんじゃ焼きでできてるから」
「あはは。それじゃぁ身体半分はドロドロになっちゃうじゃん」
「あ、そうかぁ。じゃぁ俺の血液はもんじゃでできてる。うーん、俺にはもんじゃの血が流れてるって言ったほうがかっこいいな」
そう言って浅黒い腕を突き上げる優矢。
「あはははは、まじウケる。血なのかもんじゃなのかはっきりしてよ。それにそれじゃぁなんか高血圧っぽいよ」
「えー、でもあれじゃん、食糧危機が起こったらこうやって吸えばいいし、かなり便利じゃね?」
優矢は突き上げた腕を顔の高さまで下ろし、吸い付く素振りをみせる。
その子供っぽい仕草に呆れつつも、楽しそうに瑠璃が優矢の隣に並ぶ。
「ほんっと、優矢君って発想がバカ」
「うん。俺の唯一の取り柄ですから」
優矢がドヤ顔で瑠璃を見たその瞬間……
ドカッ!!!!