闇夜に輝く
第12章 優矢くんの秘密 〜現在の出来事〜
生暖かい表情でそれを見送る二人。
増田店長は微妙な表情のまま、ポツリとつぶやく。
「…、優矢ってヤクザとか関係なく気に入った人とはフレンドリーに接するからなぁ。危なっかしくて見てられん」
その言葉にため息混じりに主任も答える。
「そうですね。この間、優矢が小松崎さんの車でウチの店まで送ってもらってるのを見た時はどうしようかと思いましたよ。黒塗りの高級車が3台停まって、その中から出てきた優矢が小松崎さんにむかって、またねって言ってるんですから。俺その時ちょうどフロントにいたんですけど、固まっちゃいましたからね。なんて人を足に使ってるのかと」
「それでいてあいつは全く気にしてないからなぁ。ほんとにあいつの交友関係は謎すぎるんだよ」
「天性の人たらしですからねぇ」
「まぁおかげでガサ入れの情報も入ってくるし、今回のような情報も仕入れてくるからな」
「しかも、しっかりAランク級のキャストもスカウトしてきますしね。来月が楽しみですよ」
「ああ、それでいてちゃんとグレイスフルの方にも何人か義理でキャストを紹介してるらしいしなぁ」
「…、優矢って社長から月にいくらもらってるんですか?」
「それはな……、スーパートップシークレットだから俺にも分からん!」
苦笑しながら増田店長がそう答えた。
「ぶぇくしょーん!!……風邪ひいたかな」
いきなり優矢がくしゃみをし、道行く人が振り返る。
そして優矢がふと気付く。
「そー言えば、西野さん見かけなかったなー」
ちょうどその時、トイレでう○こ中の西野であった。
増田店長は微妙な表情のまま、ポツリとつぶやく。
「…、優矢ってヤクザとか関係なく気に入った人とはフレンドリーに接するからなぁ。危なっかしくて見てられん」
その言葉にため息混じりに主任も答える。
「そうですね。この間、優矢が小松崎さんの車でウチの店まで送ってもらってるのを見た時はどうしようかと思いましたよ。黒塗りの高級車が3台停まって、その中から出てきた優矢が小松崎さんにむかって、またねって言ってるんですから。俺その時ちょうどフロントにいたんですけど、固まっちゃいましたからね。なんて人を足に使ってるのかと」
「それでいてあいつは全く気にしてないからなぁ。ほんとにあいつの交友関係は謎すぎるんだよ」
「天性の人たらしですからねぇ」
「まぁおかげでガサ入れの情報も入ってくるし、今回のような情報も仕入れてくるからな」
「しかも、しっかりAランク級のキャストもスカウトしてきますしね。来月が楽しみですよ」
「ああ、それでいてちゃんとグレイスフルの方にも何人か義理でキャストを紹介してるらしいしなぁ」
「…、優矢って社長から月にいくらもらってるんですか?」
「それはな……、スーパートップシークレットだから俺にも分からん!」
苦笑しながら増田店長がそう答えた。
「ぶぇくしょーん!!……風邪ひいたかな」
いきなり優矢がくしゃみをし、道行く人が振り返る。
そして優矢がふと気付く。
「そー言えば、西野さん見かけなかったなー」
ちょうどその時、トイレでう○こ中の西野であった。