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蜜の誘い

第1章 郷美と里緒菜

「ああああっ!ああっ・・ああっ・・」

里緒菜さんの胸に抱かれ、真っ白な感覚に包まれながら、私は激しい快感に身体を震わせ絶頂を迎えていました。

・・・私・・身体に力が入らない・・
ああっ・・ステキ・・こんな・・こんなの初めて・・

フワフワとした感覚に包まれていました。

気がつくと、私は里緒菜さんの身体の上で優しく抱き締められていました。

「・・気がついた?・・」

「・・ハイ・・まだフワフワしてます・・」

「そう・・嫌じゃなかった?・・」

「ステキでした・・私・・恥ずかしい・・」

「フフっ・・私の思った通りだったわ・・」

「えっ?・・」

「・・最初に顔を見た時に私には分かったわ・・郷美さんはこっち側・・女同士の世界の女性だって・・」

里緒菜さんにキスされていました。

私は知ってしまいました。
女性同士で快感を得る悦びを・・

そして理解していました。
そう・・これが私のいるべき場所だと・・


ー完ー

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