蜜の誘い
第17章 沙織と理恵
「怖い?」
私の左頬にそっと右手を添えると理恵さんが訊いてきた。
彼女の家の寝室でベッドに並んで腰かけていた。
怖くない…といえば嘘になる。
どうすればいいのかもわからない。
男性経験はあるが、同性とは初めてだからだ。
「…大丈夫よ…素敵な経験にしてあげる…」
ゆっくりと理恵さんの顔が近づくと、私の唇が柔らかな感触に包まれた。
彼女の唇が優しく何度も私の唇に重なる。
男性とのキスとは違う。
ほのかな香水の香りに包まれながらのキス。
「んっ……」
素敵なキスでいつのまにか開いてしまった私の唇の隙間から理恵さんの舌が入ってきた。
ゆっくりと私の舌に理恵さんの舌が絡んでくる。
まるで私の不安や緊張を全て包み込むように…
ゆっくりと、そして優しく…
自然と私も理恵さんの舌を求めていた。
私の口の中の優しい舌使いに合わせるように理恵さんと舌を絡ませていた。
……
私は、椎名沙織。29歳の主婦。
松中理恵さんは2つ歳上のご近所の主婦だ。
美人で気さくな方で、知り合ってすぐに仲良くなった。
友人として…だったのに…
今日も理恵さんからお茶に誘われ、さっきまで普通に昼間の主婦会話で盛り上がっていた。
それなのに…こんなことに……
私の左頬にそっと右手を添えると理恵さんが訊いてきた。
彼女の家の寝室でベッドに並んで腰かけていた。
怖くない…といえば嘘になる。
どうすればいいのかもわからない。
男性経験はあるが、同性とは初めてだからだ。
「…大丈夫よ…素敵な経験にしてあげる…」
ゆっくりと理恵さんの顔が近づくと、私の唇が柔らかな感触に包まれた。
彼女の唇が優しく何度も私の唇に重なる。
男性とのキスとは違う。
ほのかな香水の香りに包まれながらのキス。
「んっ……」
素敵なキスでいつのまにか開いてしまった私の唇の隙間から理恵さんの舌が入ってきた。
ゆっくりと私の舌に理恵さんの舌が絡んでくる。
まるで私の不安や緊張を全て包み込むように…
ゆっくりと、そして優しく…
自然と私も理恵さんの舌を求めていた。
私の口の中の優しい舌使いに合わせるように理恵さんと舌を絡ませていた。
……
私は、椎名沙織。29歳の主婦。
松中理恵さんは2つ歳上のご近所の主婦だ。
美人で気さくな方で、知り合ってすぐに仲良くなった。
友人として…だったのに…
今日も理恵さんからお茶に誘われ、さっきまで普通に昼間の主婦会話で盛り上がっていた。
それなのに…こんなことに……