テキストサイズ

蜜の誘い

第17章 沙織と理恵

「我慢だなんて…」

あまり考えた事がなかった。
結婚して5年も経てば、どこの家庭もそんなものかと思っていた。

「あぁっ…ごめんね…でも沙織ちゃん今29じゃない?一番女盛りよ?アっという間におばさんになっちゃうよ?」

「そうだけど…まあ時々?その…抱かれたいかなぁなんて思う事もあるけど…」

「……ねぇ?……」

理恵さんが私の方に体を乗り出した。

…………

「フフッ…沙織ちゃん感じやすいのね…」

あの後、理恵さんに誘われるまま、私は理恵さんと肌を交えていた。

キスだけで不思議なほど感じてしまい、いつの間にか身に着けていた物は全て脱がされ、ベッドの上で理恵さんから身体中に愛撫を受けていた。

確かに旦那…いいえ、男性とは違う愛撫だった。

乳首を舐められながらの乳房への刺激、腋の下や背中への繊細な舌での愛撫、そして何より違うのは女性器の扱いだった。

今まで受けた事が無い柔らかな感触とでも言うのだろうか…

女性だからわかる女性の愛し方…

何度も何度も快感の波が身体中に流れ込んでくる。

私の両脚を左右に開き、その間に理恵さんが体を入れて私の股間に顔を沈めていた。

「あぁっ…ダメっ…ああああっ…」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ