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蜜の誘い

第17章 沙織と理恵

「もっと素敵な経験してみる?」

理恵さんが私の首すじに舌を這わせながら訊いてくる。

「ぅんっ…もっと教えて…」

自分でも不思議だったが、自然と口に出していた。

理恵さんが軽く唇を重ねると、優しく嬉しそうに微笑みながら身体を起こした。

「逝ったばかりだから、ちょっと刺激が強いかもしれないけど…私も気持ちよくなりたくなっちゃった…」

そう言うと、理恵さんが私の右足を抱えて持ち上げ、その間に自分の左足を通した。

ゆっくりと理恵さんが股間を私の股間に近づけていく。

「沙織ちゃん…気持ちよくなろう…」

プニュッ!

「ぁっ!?」

ゾクッ!ゾクゾクッ!

お互いの股間が重なり、その瞬間鳥肌が立った。

ヌルリとした感触、温かくてそして柔らかい。

ゆっくりと理恵さんの腰が動き出す。

「ああっ!…ぁあんっ!?」

クチュッ…クチュクチュッ…

理恵さんと私の大切な部分が重なり、交わる。

「沙織ちゃんどう?これが女同士よ?」

「ぁあっ…こんな…こんなの初めて…ああっ…き…気持ちいい…ああっ…」

男性との膣内での交わりとは違う、包まれて溶けてしまうような快感が身体中に流れ込んできた。

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