無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

彼女は、真奈さん。
プロフィール上では29歳。
＂30代の方希望＂のコメントを載せていた方です。

こうして女性同士での出会いを求めている事が不思議なくらい可愛いらしい顔立ちをしています。
男性からもモテそうなのにと思ってしまいます。

それに張りのある胸にくびれたウエスト…
少しお腹周りが気になりだした36歳の私からすれば、羨ましい限りのプロポーションです。

「もしかして清美さんって既婚者？」

不意に真奈さんが訊いてきた。

真奈さんと会う前に指輪は外しておきましたが、やっぱりわかってしまうのでしょうか…

少し答えに迷っていると、彼女の顔が私の顔に近づきました。
鼻の先が当たりそうなほど近い。

「…答えなくてもいいよ……」

そう言って唇をそっと重ねてきました。

＂ああ…このキス……＂

真奈さんのキスは感じるキスというのでしょうか…
ウットリとしてしまう素敵なキスです。

重なる唇の柔らかさと絡めてくる舌から、身体中を溶かされてしまうような感覚が四肢の先まで広がっていく。

「あぁっ……あんっ…」

自然に声が洩れてしまう。

優しく乳房を揉まれ、真奈さんの舌が首すじから鎖骨を通り、ゆっくりと胸の膨らみを這ってきた。

さすがに女性同士でのセックスに慣れてるようで、絶頂を迎えて敏感になっている乳首への愛し方からも、その事はたやすくうかがえました。