学生だってエロいんです
第2章 5歳上の変態彼氏 1 先輩編
「別に俺は今じゃなくてもいい、それに約束は約束だから。」
「じゃぁ私の気が変わったの。
恭介と…したい。」
それからゆっくりと恭介は振り返る。
目の前にいる私が下着しか着てないことに驚いている。
「お前本気か?」
恭介の顔からふざけた感じは消え真剣な目で見つめる。
「嘘でこんな事しない。」
付き合ってからお互いがこんなに真剣になったのは初めてかもしれない。
本当は恥ずかしい。
経験はある
でも、恭介は大人で私は子供。
がっかりされたくなくて今まで断ってきた。
だけど私は逃げてるだけじゃダメだって、自分の都合だけじゃなくて恭介の事も考えなきゃって…。
「藍梨のベッドでいいの?」
「…うん。」