学生だってエロいんです
第3章 大嫌いな幼なじみ 1 後輩編
私の乳首を弄んでいた右手が離れたかと思うと背中のあたりに当たる。
プチッ
「え。」
胸元にあった少し締め付けるようだ感覚がふわりとなくなる。
まさか…。
視線を下に降ろすとブラと肌の間に大きな隙間ができている。
「やだっ」
ブラまで脱がされている事に気づき素早く両手で自分を抱きしめるように今にも下に落ちそうな布を押さえつける。
「いいじゃん別に。」
「無理だよ。触ったんだからこれ以上はやめてよ。」
もう翔人が嫌いだとかそういう問題ではない。
自分の裸を誰かに捧げるなんて。
そりゃぁ人間誰しもいつかは誰かと結ばれる事はわかってる。
でも、それは私の中であくまでもまだ先の話。
高1の、それもこんなにいきなりするなんて想像もしていなかった。
「なんでだめなの?」
「だって…とったら裸になっちゃう…。」
「俺、美月の裸興味ある」
そう言うと横からガバッとブラを奪い取られた。