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私の秘密

第6章 私の1日

--ギュウギュウ--



さすが通勤ラッシュ……。
私と鐸斗先輩は
満員電車に乗っている。



「こはるん、大丈夫?」

「は、はい……」



鐸斗先輩は私を守るかのように
手をギュっと握ってくれた。



「こはるんが痴漢に会ったら
大変だから、離れるなよ?」

「大丈夫ですよ。
私は痴漢には会いませんから(笑」

「こはるんバカすぎ。こはるん可愛いんだから、痴漢だって狙うよ」





鐸斗先輩……
私のこと、
心配してくれてるんだね……

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