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お兄ちゃん

第1章 2人だけの秘密

「んっ…あぁっ…!…そんなっ…激しくしないでぇ…っ…」





ズチュズチュズチュ…





「おにいちゃんっ……ああっ…はぁ…!イクッ、イっちゃうよぉぉ!!!!」





ビクビクビクッ…





それと同時に中に熱い液体が注がれる。





ドクドクドク…





「はぁっ…はぁっ……おにいちゃん、今日は一段と激しいよ…」





照れながら言った。





「そうか? お前が可愛すぎるだけだろ」





…おにいちゃんは、すぐそういうこと言うんだから…





……照れるじゃん。





「もう2時だ、今日は早く寝ろよ?」





チュッ





軽く私にキスをして、部屋を出る。





バタンッ







「…寝れるわけ、ないじゃん……」





一人で呟く。





――私は如月 杏子(きさらぎ あんず)





おにいちゃんは、如月和貴(きさらぎ かずき)





私とおにいちゃんがこんな関係になったのは、先週のこと。





…おにいちゃんが、私にね……





うふふっ♪





秘密だけどね♪

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