テキストサイズ

兄と妹

第4章 水族館デート


「…もしお兄ちゃんが私のこと嫌いでも私は…お兄ちゃんのこと好きだよ…。」


千紗は涙目で言った。

だいぶ落ち着いてきたのか、言い方が大人しくなった。



「オレだって…千紗のこと好きだよ…。」


「ううん、私はお兄ちゃんが思ってるのとは違う好きなの…ちょっと前から私…お兄ちゃんのことを異性として見て好きになったの…。」



心拍数が一気に急上昇した。


まさか千紗からそんな言葉が聞けるなんて…。


オレは幸せな気持ちで一杯だった。




「ごめんね、こんなこと急に言われ…。」

「千紗。」



千紗の言葉を遮った。

もう我慢ができなくなっていた。



ドサッ



オレは千紗を押し倒した。

オレの目には、千紗は妹ではなく1人の女としてでしか映らなかった。



「え…お兄ちゃん…?。」



千紗は呆然としていた。

無理もない。
だが、もうオレは今まで溜めていた分を発散する事しか考えていなかった。


そして千紗にオレはこう言った。



「犯していい?。」



と…。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ