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失くした恋の癒し方

第3章 突然の別れ

出来た珈琲を渡すと、身体の滴を拭きながらカップを受け取り、そっと一口飲んだ。


「あぁ〜、旨い!
飲んだ後の珈琲は格別旨い!」


私と同じ事を言ってる。


クスクス笑うと、
「俺達、意外と好みが似てるよな」


私の言いたいことを先取りされる。


こんな他愛無いことが、無性に嬉しい!


「麗華もシャワー行ってきな」


「はぁ〜い!」






何時もと同じ会話、同じ手順なのに、その度にドキドキしてたのは私だけだったのかな……





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