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失くした恋の癒し方

第3章 突然の別れ

私は夢中でカレの背中に指を這わせる。


「寺嶋さん…すき…好き」


同じ言葉は返して貰えない事は痛いほどわかってる。


わかってはいるけど言葉が欲しくて…

「ねぇ…会いたかった?」

カレの愛撫に身を任せながら聞いてみる。


「……会いたかったさ…」

尖らせた舌先で、固い実を啄みながら甘く囁かれた。
そんな一言が私を安心させる魔法の言葉にさえ思えて…


「ぅん…大好き…あぁっ……愛してる…」




快楽の高みへと押し上げられていった――





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