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失くした恋の癒し方

第3章 突然の別れ

薄明かりの室内。
ダブルのベッドの上で寝転ぶカレが指で手招きしてる。


横に滑り込むと、待ちわびた様に唇を重ねてた。


カレの両手は、柔らかな乳房の感触を楽しむように揉みしだいている。


「んっ……ん…」


塞がれた唇の隙間からは声にならない吐息が漏れた。

小さな二つの実が、揉みしだく指に摘ままれて固くなる。


それが合図の様に、カレの唇がその実を啄み始めた。

「あぁっ… あっ……」


自由になった唇が快感の鳴き声を奏でた――


「相変わらず敏感だね…」


「だって……ああっ!」


だって…
あなたが恋しくて堪らなかったんだもの…



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