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年に数回ある会社の飲み会には大抵参加していた。


ちあきが、勝手に参加に◯を付けてしまうというのもあるが、私はお酒が大好きで、皆でワイワイするのも嫌いでは無かった。


普段話すことのない人達と話せるそうした機会は、学ぶことも多く、知り合いも増える。


つまり人と交わるのが好きなのだ。


男女の別なく人が好き。


だから男性に対しても恋愛感情と言うより、一人の人間としての好意が上回るのだろう。


そんな理由から、視線を感じても別に意味のあるものだとは思わなかった。


時々アプローチを受けても、からかわれている…位にしか思わなかった。


思い返せば、その度に｢あ〜ぁ、勿体ない！｣

ちあきはそんな私を見て呆れていたっけ…――