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齧りかけの林檎

第5章 ● 君の名前 ♀side




急に思いっきり引っ張られたものだから、体勢を崩してしまった。



彼の胸の顔面を突っ込んでしまい、やばいファンデついちゃう!と思って急いで離れた。




さっき別れた時とは別人の、男の子が現れた。



高校生だとは思えない、すごく大人っぽくてかっこいい。



それでいて、すごくいい香りがした。



先程、彼の胸に突撃してしまったときに感じた




ちょっと大人びた




香水の香り。









【第5章 君の名前 ♀side END】

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