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齧りかけの林檎

第9章 ● 君のメール ♀side




土曜日の図書館は、結構混んでいた。

それが理由で、あまり週末の図書館には来ない。




いつもは行かない、料理本のある棚を探す。




そこには女の子が何人か居て、ゆっくりと立ち読み出来る状態ではなかった。



目に付いた数冊を持ち、いつも自分が座っている場所に行くと

そこには高校生達が数人座って勉強をしていた。




歩くんの通っている学校の子かな?と思っていると、

昨日歩くんからメールが来ていたのに

返信していないことを思い出した。




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