齧りかけの林檎
第11章 ● 君とお鍋 ♀side
どうしよう。
とりあえずお昼ごはんでも食べようかな。
会社から帰ってきて、
何も食べていないことを思い出し、
図書館の近くにあるカフェに
向かうことにした。
図書館から歩いて5分程にあるカフェは、
土曜日ということもあり少し混んでいた。
遅めの昼食をとる人が結構多いようだ。
席が空くまで、
お店の入り口の傍にあるソファーで待ことにした。
そういえば、あの日、
歩くんと一緒に食べたパスタもおいしかったなー。
ここもパスタがおいしいんだよねー。