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齧りかけの林檎

第19章 ● 贈り物を君に ♂side




クリスマスは他になにかあげたいと思ったので、

通常のラッピングをしてもらうことにした。




そのラッピングされた袋を受け取ると、

ゆりさんの喜ぶ顔を想像して

顔がニヤけてしまっていた。




少し待ち合わせには早かったけれど、

椅子に座って待っていた。




しばらくして、

荷物をたくさん抱えた両親が先に

待ち合わせの場所に来た。




「クリスマスセールでつい買っちゃった!」


と、嬉しそうなオカン。




それにつき合わされ、ぐったりとするオトン。




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