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祠の鬼

第5章 囲いの檻

鬼を囲う檻。



祠。



「……結局、あの祠へ足を延ばすはめになるのか。ほんと、面白くも何ともない結果だな」



苦笑する。



響とありさは、もうあたりまえ、の日常には戻れないと思った。



廻り始めた歯車を止めるのは、真実を知る事だけ……



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