ドラクエらんど
第12章 アカツキ目線でお送りします
『月影! とりあえずアカツキを安全な場所に連れてくぴょん!』
「…………」
『月影!?』
月影さんの返事がないので、あたしたちは後ろを振り返った。
「……ハァ…ハァ……」
「月影さん!?」
離れたところで月影さんは、頭を押さえながらその場にうずくまっていた。
『月影、どうしたぴょん!?』
「月影さんっ…!」
あたしとうさぴょんは月影さんのそばに駆け寄った。
「……んでもないですっ……俺のことは……心配しないでくださ……」
苦しそうに言う月影さん。
全然なんでもなくないし…
頭が……痛いの!?
そういえばさっきから口数も少なかったような…。
『アカツキ、回復呪文を使うぴょん!』
「べ、ベホマ!」
もしかしたらさっきの暴れ牛の攻撃で体力が…
「……う、く……!」
月影さんは変わらず苦しそうに頭を押さえている。
「全然効いてない…」
『困ったぴょん……』
「大丈夫か、月影」
そこへれんじさんがやってきて、月影さんの額に手を当てた。
「やばいな……すぐログハウスに戻ろう」
れんじさんが月影さんの身体を起こそうとすると、
「オレが治してやろうか?」
あたしたちの目の前に、銀髪の青年が立ちはだかった。
「…………」
『月影!?』
月影さんの返事がないので、あたしたちは後ろを振り返った。
「……ハァ…ハァ……」
「月影さん!?」
離れたところで月影さんは、頭を押さえながらその場にうずくまっていた。
『月影、どうしたぴょん!?』
「月影さんっ…!」
あたしとうさぴょんは月影さんのそばに駆け寄った。
「……んでもないですっ……俺のことは……心配しないでくださ……」
苦しそうに言う月影さん。
全然なんでもなくないし…
頭が……痛いの!?
そういえばさっきから口数も少なかったような…。
『アカツキ、回復呪文を使うぴょん!』
「べ、ベホマ!」
もしかしたらさっきの暴れ牛の攻撃で体力が…
「……う、く……!」
月影さんは変わらず苦しそうに頭を押さえている。
「全然効いてない…」
『困ったぴょん……』
「大丈夫か、月影」
そこへれんじさんがやってきて、月影さんの額に手を当てた。
「やばいな……すぐログハウスに戻ろう」
れんじさんが月影さんの身体を起こそうとすると、
「オレが治してやろうか?」
あたしたちの目の前に、銀髪の青年が立ちはだかった。