テキストサイズ

ドラクエらんど

第4章 大自然で…

「よくわからないままクリックしてしまいました」

「そ、そうか…」

「アキラさんもですか?」

「僕は…」

「きゃあぁぁぁぁ!!」



まあやさんの悲鳴!!
しまった!!
あまりの予想外の月影の発言に気を取られてた!!



「まあやさん!」



僕よりも早くまあやさんの元に走る月影。
その背中を追いながら一瞬ふと思った。



待てよ…
まだしてる途中だったらどうするんだ!?



『イヤーーー!! 見ないでって言ったのに!! 月影さんのばかぁぁぁぁ!!』


バチンッと頬を叩かれる月影…。



瞬時にそんなことを妄想してにやける僕。
案の定、太い木の向こう側にたどり着いた月影は、ビクッと立ち止まった。
そしてひどく驚いた顔をしている。



み、見たのか……
やっぱり途中だったのか!?



僕はドキドキしながら、こっそり覗いた。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ