テキストサイズ

ドラクエらんど

第5章 仲間ふえ~る

【ドラキーが3体現れた!】



僕はとっさにまあやさんに覆い被さった。
そんな僕とまあやさんを守るように、月影が前に立ち身構える。
急降下して体当たりしようとしてくるドラキーに素手でパンチしようとするが、素早く逃げられてしまう。



「くっ…素早いやつだ!」



ドラキーは上空を飛び回り、バサバサと再び襲ってくる。



「私がメラを使えたらっ……」



まあやさんも僕も、どうすることもできない。



呪文が使えたら……!
武器があったら……!



その時──ずっと様子を見ていたじいさんが、ドラキーに向かって両手をかざした。



「ベキラマん!!」



瞬間、赤い炎が弾丸のように複数のドラキーを撃ち抜いていく。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ