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ドラクエらんど

第5章 仲間ふえ~る

ドラキー3体は一瞬で消滅した。
そしてじいさんは何気にドヤ顔で僕らに振り返った。



「お、お師匠様、まさか……」

「ふむ。ワシは勇者じゃ」



…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………。



「え─────!!」



かなり長い無言の後、僕たちは驚いた。



「お師匠様が勇者……さすがです!」

「い、イメージが……」



キラキラ目を輝せてる月影とは対照的に、僕とまあやさんはかなりショックを受けていた。



「も……もう帰る!!」



うんざりした顔でまあやさんは立ち上がった。



「え、帰るって……どこに?」

「決まってるじゃない、自分の家によ!」

「え、近いの?」

「山降りてバス一時間乗って新幹線乗れば着くけど!!」

「めちゃめちゃ遠いやん!」

「それでもこんなところにいるより全然マシよ!」


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