ドラクエらんど
第21章 星見の塔 (前編)
「ど、どうするんですか? 逃げるんですか?」
「……」
つくし殿が考え込んでると、
「つくしさん! やんすさん!」
王の間からヒイラギ殿が出てきました。
「さっき魔物が押し寄せてきたって聞いて……」
「ええ、かなりヤバイ状況になってしまったわね」
「あの…私、やっぱり一人で星見の塔に行きます!」
「!」
「だってレインさんは騎士だもの、この城を…みんなを守らなきゃいけない、迷惑はかけられないんです。だから自分でなんとかします!」
「……ああもうっ、わかったわ。やんす、私たちで星見の塔に行くわよ!」
「ま、マジですか…」
「魔物がここに辿り着くまでに装備を整えるの。とりあえずひなたくんと野々村さんを迎えに行って宿屋に行くわよ」
「いえっさ!」
あっしは近くにいた兵士にひなた殿の居場所を訪ねると、隣の隣の隣の部屋のドアを開けました。
「…うおっ!」
ひなた殿は絶賛着替え中でした。
意外と筋肉があって、あっし、思わずドキドキしちゃったwww
「なにしてんですか、やんすさん」
「い、いや、そのっ……けしてときめいたわけではなくてですね~」
「はあ?」
「ひなたくん!」
そこへ、つくし殿がカツカツとヒールを鳴らしながら入ってきました。
「ちょっ…着替え中なんだけど!」
「細マッチョを目指すなら大胸筋、広背筋、三角筋、上腕二頭筋、腹筋を鍛えなさい!」
「…いや、なんの話」
「……」
つくし殿が考え込んでると、
「つくしさん! やんすさん!」
王の間からヒイラギ殿が出てきました。
「さっき魔物が押し寄せてきたって聞いて……」
「ええ、かなりヤバイ状況になってしまったわね」
「あの…私、やっぱり一人で星見の塔に行きます!」
「!」
「だってレインさんは騎士だもの、この城を…みんなを守らなきゃいけない、迷惑はかけられないんです。だから自分でなんとかします!」
「……ああもうっ、わかったわ。やんす、私たちで星見の塔に行くわよ!」
「ま、マジですか…」
「魔物がここに辿り着くまでに装備を整えるの。とりあえずひなたくんと野々村さんを迎えに行って宿屋に行くわよ」
「いえっさ!」
あっしは近くにいた兵士にひなた殿の居場所を訪ねると、隣の隣の隣の部屋のドアを開けました。
「…うおっ!」
ひなた殿は絶賛着替え中でした。
意外と筋肉があって、あっし、思わずドキドキしちゃったwww
「なにしてんですか、やんすさん」
「い、いや、そのっ……けしてときめいたわけではなくてですね~」
「はあ?」
「ひなたくん!」
そこへ、つくし殿がカツカツとヒールを鳴らしながら入ってきました。
「ちょっ…着替え中なんだけど!」
「細マッチョを目指すなら大胸筋、広背筋、三角筋、上腕二頭筋、腹筋を鍛えなさい!」
「…いや、なんの話」