ドラクエらんど
第10章 なんでもあり!?
月影の身体の重みが全身にかかる。
「ばかやろ……死ぬ、なよ……ハァハァ」
「頑張って、月影くん! こんなとこで死んだら、許さないからっ…!!」
僕とまあやさんは交互に言葉を投げかけた。
だが月影はずっと俯いたままだった。
もうすぐログハウス…という所で、突然目の前に黒い箱が現れた。
「!!」
僕とまあやさんはそれを見て驚愕する。
「うそ、でしょ…」
それは棺桶だった。
棺桶は何かの意志をもったように動き、僕たちに近づいてきた。
「やめろっ! 月影はまだ…まだ死んでない!」
ガタンッと棺桶の蓋があく。
そして月影の身体がすごい勢いで引っ張られた。
「ぐっ……!!」
僕とまあやさんは必死に月影の腕を引っ張る。
「す、すごい力っ……」
月影の足が浮いた。
まるで強力な掃除機のように吸引される。
「やめろっ……やめろぉぉぉぉぉ!!」
信じたくなかった。
月影が死んだなんて……
主役並みの立ち位置なのに、こんな所で死ぬわけがない!!
トシヤも月影もまさか自分のせいで死ぬなんて…!!
「ばかやろ……死ぬ、なよ……ハァハァ」
「頑張って、月影くん! こんなとこで死んだら、許さないからっ…!!」
僕とまあやさんは交互に言葉を投げかけた。
だが月影はずっと俯いたままだった。
もうすぐログハウス…という所で、突然目の前に黒い箱が現れた。
「!!」
僕とまあやさんはそれを見て驚愕する。
「うそ、でしょ…」
それは棺桶だった。
棺桶は何かの意志をもったように動き、僕たちに近づいてきた。
「やめろっ! 月影はまだ…まだ死んでない!」
ガタンッと棺桶の蓋があく。
そして月影の身体がすごい勢いで引っ張られた。
「ぐっ……!!」
僕とまあやさんは必死に月影の腕を引っ張る。
「す、すごい力っ……」
月影の足が浮いた。
まるで強力な掃除機のように吸引される。
「やめろっ……やめろぉぉぉぉぉ!!」
信じたくなかった。
月影が死んだなんて……
主役並みの立ち位置なのに、こんな所で死ぬわけがない!!
トシヤも月影もまさか自分のせいで死ぬなんて…!!