秘密の兄妹
第8章 天使と悪魔
「ただいま…」
「あっ、おかえりなさい、お兄ちゃん!今日遅かったね…。ごはんできてるから食べよ。」
「…………」
俺が紫織をじっと見つめていると、紫織は首を傾げる。
「お兄ちゃん、どうしたの?…何かあった?」
紫織…俺は悪魔だから天使に恋い焦がれて仕方がないんだ……
綺麗なお前を俺の手でメチャクチャに壊してやりたい。
天使が乱れて喘ぐ声が聞きたい。
天使が目を細めて、眉を歪めて感じてる顔が見たい…
「紫織、ごはんはいいから今すぐ股開け…」
俺はその日、紫織がいくら泣いても一切手加減せずに乱暴に抱いた。
紫織は本当に悪魔に犯されている天使みたいだった。