テキストサイズ

死神ナナと俺様男子

第1章 一章 出会い

「・・・んっ・・・・・あれ?・・・」
どのくらい、時間が経ったのだろう。
私は、気づけば小さな檻のような部屋に、閉じ込められていた。
「うっ!」
さっき殴られたお腹が鋭く痛む。
─最悪だ─
今、どんな状況におかされているのか、全く分からない。
ただ、拉致られたのだけは、理解できる。
─どうしよう・・・─
窓すらないから、脱出は不可能。壁はコンクリートで固めてあるし。唯一あるドアは鉄で鍵がしっかり掛かってる。
何処にも逃げ場はない。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ