テキストサイズ

お味噌スープ

第2章 専門学校


専門学校はありがたかった


登校はスーツで授業中はつなぎを着るからヤン服しか持ってなかった俺にとって最高な場所だった


さすがにヤン服で登校するわけにもいかないし、あんまり金も無いから服調達も出来ないので助かった


毎日平凡に学校に通ってたある日、同じクラスの板野って奴が話しかけてきた


板野「前田君、悪いんだけど2000円貸してくれないかな?」


板野はまだヤンキーが抜けてない感じの小柄な男


いつも、板野、中西、成田、の三人で行動している


前田「いいけどなんで俺に借りるの??中西とかに借りたほうがいいんじゃない?」


板野「あいつら金ないのよ!財布忘れちまったからさ!ちゃんと返すから頼むよ!」


昼代とかもいると思うし困ったら可哀想だと思って5000円貸してあげた


サンキューっていって板野は喫煙室に板野一派を引き連れて消えていった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ