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second girl【完】

第7章 泣き虫ピエロ

「まぁ~そう言う奴を好きになったんだから、仕方ねぇ~な。嫌なら別れるしかねぇだろうし」





ハァ~


五郎の言葉にため息をついた。




「男はアイツだけじゃねぇーし」



私の手元を見ていた五郎の視線が、いつの間にか私を見ていた。



「な、何よ」




五郎が立ち上がり、私の両肩に手を置く。
一瞬ビクッと体が反応した。



「っつーことで、来週合コンしようぜぃ!
あんまり人数いるのもダルイいから、とりあえず3対3で」



「はぁ?何言って「おっと!もう昼休み終わるから、詳しくはまた後でなぁ~」」



五郎は飲みかけの缶コーヒーを飲むと「お先」と言って、休憩室を後にした。






おぃ!五郎!

お前はそれが狙いだったのかよ!!!






……と心の中で叫んだ………




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