テキストサイズ

second girl【完】

第8章 願い

どっちもタイプじゃない。


だから楽しめればいい。


今は隆史を忘れたい。







「おぃ!そんなに飲んで大丈夫かよ」




目の前の五郎が、心配そうに私を見ていた。


合コンだと言うことを忘れていたわけじゃないけど、
私はガッツリと飲みに走っていた。



それに、宮川君も菊池君も、煽るように私にお酒を勧めていた。




「大丈夫!ちょっとトイレ」



私はフラフラと立ち上がって、鞄を持ちトイレへ向かった。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ