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second girl【完】

第2章 急接近

「あっ、ありがとう。……じゃなくて、何?どうしたの?由季の携帯だよね」


『何テンパってんだよ』


「え?だって」




……だってずっと話したかったから。




『今さ……姉貴らと飲んでたんだけど、姉貴が洒落になんねーくらい酔っぱらってさ。誰も運転出来ねーんだわ』


「……あぁ、私に迎えに来いと?」


『おー。物分かり良いじゃん。ヒマだろ?』


「……か、彼女に頼べば良いじゃん」


『あ? 俺は今、アンタに頼んでんだけど。嫌なら嫌って言えよ。面倒くせぇ』



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