second girl【完】
第2章 急接近
嫌なんて言ってないじゃん。
ただ、彼女が居るのに他に頼んで良いの?って思っただけじゃん。
また上手く言えない。
"面倒くせぇ"なんて言わせた。
『で、来んの?来ねーの?』
「……行く」
私がそう答えると『始めからそう言えよ』と言ってから、お店の場所を教えてくれた。
すぐに準備をしてお店に向かうと、お店の前には隆史と、うつ向くように座っている由季らしき姿。
それにあと一人。男の人の姿があった。
お店の前に車を止めて「由季、大丈夫?」と車を降りると「大丈夫!大丈夫!」と由季が、立ち上がり私に抱き付いてくる。
「酒くさっ、大丈夫じゃないじゃん」
ただ、彼女が居るのに他に頼んで良いの?って思っただけじゃん。
また上手く言えない。
"面倒くせぇ"なんて言わせた。
『で、来んの?来ねーの?』
「……行く」
私がそう答えると『始めからそう言えよ』と言ってから、お店の場所を教えてくれた。
すぐに準備をしてお店に向かうと、お店の前には隆史と、うつ向くように座っている由季らしき姿。
それにあと一人。男の人の姿があった。
お店の前に車を止めて「由季、大丈夫?」と車を降りると「大丈夫!大丈夫!」と由季が、立ち上がり私に抱き付いてくる。
「酒くさっ、大丈夫じゃないじゃん」