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second girl【完】

第10章 本当の心 side隆史

「帰るぞ」








晶の腕を掴んだ。
晶の潤んだ瞳に、嫉妬している俺が映る。









そんな瞳で俺を見るなよ。









俺は晶の瞳にから逃げるように、
不安な気持ちから逃げるように、晶の唇に自分の唇を重ねた。










ずっと晶もこんな風に、彼女に嫉妬していたのだろうか…






こんな気持ちをずっと…







ごめんな…晶…




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