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second girl【完】

第4章 罠

「エロい顔」


「隆史だって…」





隆史の瞳に写る私は、淫らな女だった。








「やっぱり晶は、俺のこと好きだろ~」





隆史は起き上がり、テーブルの上のコーヒーに手を伸ばした。




二回目にもなると、さすがに誤魔化せない。
それにこの状況で『違う』と言っても、まるで説得力がないよね…







さっきは隆史の罠に私がはまった。



次は私の罠に、隆史がはまってくれる?











「好きって言ったら、隆史は私に何かしてくれるの?」




私は起き上がり、隆史の手にしているマグカップをテーブルに置いて、隆史を見つめた。


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