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second girl【完】

第7章 泣き虫ピエロ

「そりゃ~完全に都合がいい女だろう」



五郎は半分呆れたように話す。




「辛くないんですか~」




リナちゃんは眉を下げて、私を見る。




「…」




店長は何も言わず、黙々と飲んでいる。




「彼女もいて、晶もなんて鬼畜だな」


「鬼畜は言い過ぎですよ、ね?」





リナちゃんは店長に意見を求めるように、店長を見た。





「……晶はどうしたいの?まぁ、本人がいいなら、うちらが何て言ってもダメなんじゃないの」






て、店長…
相変わらず大人の意見で…



そう言われたら、五郎もリナちゃんも、私の答えを待つ。




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