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誘惑のサンタクロース

第1章 ☆



「じゃあ、もし話したくなったら

 なんでも言ってね。

 いつでも聞くから」




そう言うと、大きな手で

頭をぽんぽんしてくれた。




お兄さんに触られたことで

ドキドキしてしまい、

寒いのに汗が噴き出しそうになった。









「だからさ、

 メールとか、しない?」




え?

お兄さんとメール?



「いや、かな?

 怪しいって思ってる?」




それは思ってないけど、

なんでわたしと?って思ってる。




こんな綺麗な人、

彼女もいそうだし

いなくてもすぐできそうだし。




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