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誘惑のサンタクロース

第2章 ☆☆




それからの毎日、

わたしは無駄にドキドキしていた。




早く約束の15日が来ないかな、

いやでもやっぱ来て欲しくない。




揺れ動く乙女心が

どうにかなってしまいそうだった。




ただ待ち合わせしただけ、

されど待ち合わせ、である。




あの甘い香りを思い出して、

仕事に集中できないで

毎日が過ぎていった。




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