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誘惑のサンタクロース

第5章 その後☆




「う、うまくいったらね!」



目の前の星弥くんが

すごく楽しそうに笑う。




なにがそんなに楽しいのか。




すると星弥くんは

白い小さな箱を持ってきた。




「これ家に帰って

 パパとママに渡して。

 その時にパパとママに

 紅里の気持ちを伝えるんだよ?」




そう言いながら

頭をやさしく撫でて

キスをくれる。




「そしたら、ここ来てもいい?」


「いいよ、今日おれは休みだから

 ここで紅里のこと待ってるから」




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