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(( 櫻宮恋愛物語 ))

第2章 第二章

俺は頭が混乱しすぎてうっかり電車から降り忘れる所だった。

ホームのベンチに座り読み返すこと1回 .. 2回 .. 3回 ..

何回読み返しても は? と言う言葉しか出てこない。

つか何なんだよあの能天気野郎。

少しでも褒めた俺がバカだった。

まさきはいつも勝手に物事決めるんだから。

次会ったらぜってぇぶっ殺す。

雅紀に苛立ちを覚えながらもソイツについて考える。

身寄りなしか、なんか可哀想だな。

会ったらぶっ飛ばして野良猫といっしょに飯食ってろと言いたいところだがそういう訳にもいかない。

ここで見捨てたら俺ひでーやつだな。

とりあえず家帰るか。

俺はコンビニにより弁当といちごオレを買って家路につく。

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