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初恋。

第6章 その後。。



プルルルル……

突然、携帯が鳴り出した。

見ると冬くんから。


「もしも「夏くん!!春にぃが帰ってきたよ!」




え?




帰ってきた?




「そっちに向かわせたから!」




え!!?




「どーしたんですか?先生?」




「いや。なんでもない。さっ。もう。部活行けよ!」


「はーい…」



春が帰ってきた?


嘘だ。だって。


頭が混乱する……




「だーれだ?」



不意に目を隠される。


でも、その声には聞き覚えがあって、



俺の大好きな声。





「………春」







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