初恋。
第6章 その後。。
「夏は教師になったんだね。」
「うん。春がいなくなっていろいろあったんだから。」
そう。俺は成績も良かったため、担任から
「お前は大学行って教授にでもなれよ。」
とか、言われたけど、結局昔からの夢の高校教師になった。
「ねぇ。夏。
一緒に暮らさない?」
突然、春がその事を持ち出した。
一緒に住む?…………そんな嬉しいことない。
「でも……家は?」
「フフーン。僕をなめないでよ!マンション持ってるんだよ。夏の職場に近いとこに。」
え…………!?
「言っとくけど、僕、社長だからね?会社立ち上げたんだよ。」
はぁ!!?