テキストサイズ

only one【完】

第3章 俺様

忘れちゃいけない事実。



いくら仲が良くても、私は五郎ではなく、隆史を選んだ。



きっとこれからも先、五郎とは付き合わないと思う。



今さらとか、そんなんじゃない。



五郎は何があっても、私を裏切らない、大切な友達。











「飲みに行くのか?」




高木さんが五郎から私に視線を向けて聞いてきた。




「え?あっ…はい」



「じゃあ、俺も一緒にいいか?」








はい?俺も?



ストーリーメニュー

TOPTOPへ