無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「相変わらず、晶は泣き虫だな」










気がつけばポロポロと涙が零れていて、

自分で涙を拭うように、両手をあてるけど、その隙間から涙は伝わり、また流れ落ちる。








「晶に会いたくて、晶に触れたくて」









それでも隆史の甘い言葉は続いていて、
これ以上聞きたくない。
聞いても何も変わらない。

あの日の辛い思いを思い出すだけ…