テキストサイズ

only one【完】

第11章 嫉妬

後悔の涙じゃない。
淋しさの涙じゃない。
だからと言って、もちろん嬉しい涙な訳でもなかった。



なんとも言えない複雑な気持ち。



後3日で高木さんとも会えなくなってしまう。

高木さんはすぐに忘れてしまうだろうか…

またダミーの指輪を付けるのだろうか…











どうか…

どうか1日でも早く、高木さんが本当の笑顔になることを、今の私には願うことしか出来なった……―




ストーリーメニュー

TOPTOPへ