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only one【完】

第12章 運命

電車に乗って隆史のアパートへ向かう。



隆史に対して、自分から何かをするなんて…

自分の思いのまま行動できるなんて…



当たり前かもしれないけど、それだけなのに嬉しくて仕方ない。



会いたくても彼女と居る時は会えない。










そばにいて欲しくても…





寂しくても…






温もりを感じたくても…






自分が望んだ隆史との恋は、全ての自分の気持ちを我慢しても、手に入れたいものだった。



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