テキストサイズ

only one【完】

第3章 俺様

「…でもラッキーだったじゃん!高木さんに奢ってもらったんだし」





私は高木さんが置いて行ったお金を手にして、五郎に見せた。





「本社勤務だし、独身だし、金は持ってるんだろう」





どうやら五郎は負けず嫌いだったらしい…



子供のように、ちょっと拗ねている五郎が可愛く見えた。





お会計を済ませて、五郎と店を出ようとした時に













「あっ!すいません…忘れ物です」














店員に渡された忘れ物…



ストーリーメニュー

TOPTOPへ