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only one【完】

第13章 始まり。

「え?」



『え?じゃなくて、なんつーか…これからは毎日会えるだろうけど…』













『おぃ…聞いてる?』



「…う、うん。聞いてるよ」



『あぁ…男のクセにって、ちょっとひいたか?』






………引くはずない。

って言うか、むしろ凄く嬉しい。

嬉し過ぎて…








『泣いてる?』




電話越しでも、隆史には何でもお見通しみたいで「泣いてない」と言っても『ハイ!ハイ!』と笑っている。




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